「ほっ」と。キャンペーン

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西澤保彦「謎亭論処」読了。

べ、別に名字にひかれて買ったわけじゃないんだからね!w

いわゆる「タック&タカチシリーズ」の短編集。2001年4月、ノベルスにて刊行されたものの文庫落ち。
何故か2003年に出版された「黒の貴婦人」の方が2005年に先に文庫化されているのですがなんとそれ以降「タック&タカチ」のシリーズがまったく出版されていない!しかも「貴婦人」も「謎亭」と同じく短編集なので、長編としては2000年の「依存」以来実に8年も間が空いてしまっている。おーい、何やってんですか作者さんw
#もうひとつのシリーズである「チョーモンイン」の方も、新作の間隔はともかくメインの謎はずっと止まったままだし・・・。


このシリーズに限らず、西澤作品のひとつの特徴である「論理のアクロバット」は今作でも健在。その矛盾からそうくるか!というすっ飛び方が楽しい。「閉じ込められる容疑者の問題」が特にいいな。意外すぎる着地点なんだけど、頭から読み直してみると、ひとつひとつちゃんと布石(伏線とはあえて言うまい)を残している。

ただ、こと今作に限っては、ちょっと強引過ぎるムーンサルトがいくつかあるのが気になった。例えば「新・麦酒の家の問題」なんかそうなんだけど、ボアン先輩が鍵を手に入れた理由、というか鍵がそこにあった理由があまりに決め付けすぎやしないか?と。ポケットの中に入れていて、キッチンとリビングを往復していたのなら、何かのついでに玄関の方も行ってて不思議はないし、その際にころんと転がったりする可能性だってあるし。

それと、これはここ数年の西澤作品に共通する「後味の悪さ」がここで既に表れ始めている。救いが無いというより、一億総自家中毒傾向。「消えた上履きの問題」とか、よくもまぁこんな読後感の悪い短編を書いたな・・・。


このシリーズのその他の短編集と同様、タック、タカチ、ボアン先輩、ウサコの4人が揃って、あるいはそのうちの何人かが顔を合わせて、日常で起きたちょっと奇妙な出来事について、あれやこれやと推理を重ね、論じ合っているさまは、ミステリというよりむしろアンチ・ミステリの趣き。

面白いのは、最も論理的に謎を解明する「探偵役」が作品ごとに違っていること。タックのときもあり、タカチのときもあり、ウサコのときもあり。ボアン先輩のとき・・・は、あったかな?
とにかく、ミステリのシリーズものにおける「探偵」はたいていひとりと相場が決まっているのに、このシリーズでは誰が謎を解くのか、終わってみるまでわからない。一応、4人の中ではタックが一番頭がいいように描かれてはいるけど(というか、タカチやウサコがこういう論議に夢中になるようになったのは明らかにタックと親しくなってから)。

従って、彼らの議論を目にする読者の側も当然、常に「この意見はどうなのだろう」という緊張感を持って読むことになる。つまり、作品中でひとつの推理に対して考え込んだり異を唱えたりしている彼ら自身と同じことを脳内で行っているのだ。
そうして、いつの間にか自分自身がこの議論に加わっている5人目のメンバーのような錯覚を覚えてしまう。その錯覚が実に楽しい。

「依存」とか、今作では「閉じ込められる容疑者の問題」でもそうなんだけど、彼ら4人と関わっているうちに、その周囲の人間までもが彼らのようにあーだこーだと論理をこねくりまわす遊び(と言っていいのかどうかわかりませんが)の魅力にとりつかれてしまう、という描写が出てくるわけですが、このシリーズを愛読している読者もおそらくはまた、そんな遊びにハマっちゃってる「同士」なのだろうね。

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by exbaum | 2008-03-31 02:40 |

シャケw

3月29日 土 16:00 FC岐阜 長居 ○1-0

花冷えというか寒の戻りというか、とにかく何の嫌がらせかというぐらい寒かった今日の長居。やっぱりもう1枚着ていけばよかった・・・。

FC岐阜というチーム、正直言ってあまり予備知識とか無かったんですけど(森山泰行がいるチームだとか、引退した斎藤竜が世話になってたチームだとか、そのぐらい)メンバー発表のときに「あ、こいついまここにいたんだ!うわ、この選手もここか!」って感じで、以前数回だけ対戦したことあるとか、名前だけは知ってるとか、そういう選手が出るわ出るわ。まぁ地域リーグとかJFLからJに上がってくるためには、そういう選手をどんどん受け入れてJ仕様に合わせたチームをつくっていくのが手っ取り早いんだろうねぇ。

なので「J昇格1年生」という割には、初々しいサッカーという感じはなくて、悪い意味ではなく良い意味でJ2っぽいチームだなぁと、そんな印象を受けましたです、はい。前半から鬼プレスかけまくってくるスタイルというのは、そうくるとわかってはいてもやはりやりづらいもの。

セレッソの方はというと、「老獪な」サッカーでまとめようとしてたのかな。セレッソらしくもなくw
守備に関しては試合ごとに良化しては来てるかなと感じる。それでも1試合に数回はどうしても危ない場面とかあるけど、ボールに対する詰めは良くなってるし、あとボールを持たれたとき、パスコースを切る、サイドに追いやる、そこら辺の意識がだんだんつながってきたかなと。
前田が出だし非常にバタついていてどうなることかと思いましたが、時間とともに落ち着いてきたのはまぁ・・・助かりました。あと、今日はアレーの足元の上手さにも助けられた。

尾亦の負傷でスタメンが回ってきた丹羽だけど、今日はいい方の丹羽だったと思う。さすがに尾亦と比べるのは酷な話だけど、今日は相手の出しどころをよく読んでカットしてた場面がいくつもあった。しかしパスの精度がね・・・あれが上がれば、本気でレギュラーも狙えるんだろうけど。
山形戦・仙台戦とイマイチだったヤナギが今日は出色の出来!やはり足の調子が良くなかったんだろうな、ここ数試合は。ただ・・・オフサイドラインの見方も覚えていただけると、ありがたいのですが・・・w

一方、攻撃の方はかなり深刻。シンジが中1日でさすがにお疲れモードだったのも痛かったけど。てか、まさかスタメンでフル出場とは思わんかった。
フルの調子が上がらないのが痛い。上がらないなりにやれることはやろうとしてるのはわかるんだけど、わかるだけに。手術の後遺症か、あるいは開幕直前の肉離れの影響か。できれば次の連戦の前に、1度スタメンから外して休ませてやった方がいいのかも。

カレカは・・・うーん。どういうプレーがしたいのかな・・・。
あ、そういえば、中盤まで下がってボール追ってるとことか、あと中盤でボール持ったところからサイドのシンジに出したパスとかは結構良かったような。てことは何か、実は中盤向きとか?w いっぺん、デカシあたりと組ませてみると面白いのかも。


そんな苦境を、まさかこいつが救ってくれるとは・・・シャケ・・・w

え?救世主に向かって w とかつけんなって?いや、でも今日のシャケ見てたら、嬉しいんだけど、感謝してるんだけど、でも シャケw って言いたくなるでしょw シャケらしくもないあのオサレなシュートに、ゴール後のまるっきり意味不明なパフォーマンスw ヒーローインタビューで西川君に「ゴール後、メインの上の方になんかアピールしてましたけど、誰に向けてやったんですか?」と聞かれて「ハマちゃんとか、千葉に」ってw(ピンポイントかよ)
ていうか、いつもいつも言うてますが、どんだけ一所懸命プレーしてても、どんだけ気合入った目をしてても、なぜか表情だけはふやけ顔・・・w
なんというか、モリシとかフルとかシンジとか曜とか、そういう選手とは全然違う意味で「もっともセレッソらしい選手」って感じがします。
#要するに、アh(ry の子。


ところで、カレカを江添に代えてからのセレッソは面白かったねぇ、いろんな意味で。
だってこれ、ほぼ0トップやんww よその試合ではたまーに見たことあったけど、まさかセレッソの試合で見れるとは思わんかったわ。

曜一朗が今日はなかなか良かったじゃないかな。多分「ボールを落ち着かせること」を第一のミッションとしてレヴィーから指示されてたんだと思うけど、まさしくその通りの仕事をしてくれた。もちろん、トリッキーなプレーでこちらを楽しませてくれたってのもあるんだけど、むしろあのプレーによって、ヤナギが上がるだけの「タメ」をつくってくれた。実質FW0の状態だっただけに、あそこでタメてもらえるとひと呼吸置ける。シンジが中に入ってきたときの連携も良かったし(それだけに、やはり両サイドではなくてもっと近い位置でプレーさせてやりたいんだけど)。
仙台戦の後は、落ち込んでいたか(自分に)怒っていたか、明らかに精彩を欠いた表情で、ちょっと心配になったものだけど、今日は結構生き生きした顔で、主にジェル様と何か話してました(何語で話してたんだろうw)。

ただね・・・最後の時間稼ぎ、あれはレヴィーに動いて欲しかった。多少削られても何でも、身体を張ってがっつりボールキープしてくれるデカシを入れるべきだったんじゃないのかなと。
そこら辺ね、もう少し、その、見栄を張らずに楽に勝つ術ってのを身に着けていただけないかな、と思うんですが。
#最後のイエロー、あれは結局誰に出たのか不思議だったんだけど、コーチなんだそうで。監督やコーチが退席処分になるのは時々見ますが、イエローカードって珍しいね。


ま、他ならぬレヴィー自身が「開幕から5試合から10試合経ってコンディションを調整していく」と言い切っている以上、いまは内容を求めてはイカンのだろう(その考え自体に納得はしていないけど)。
当面は、勝ち点の積み上げのみを期待していくことにしよう。

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by exbaum | 2008-03-30 02:39 |

時間どろぼうがあらわれた!

         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|  あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|  『豊田が先制点を決めたと思ったら
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ  いつのまにか香川祭りになっていた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な…何を言ってるのかわからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何をされたのかわからなかった
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ  頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \ 睡眠不足だとかうたた寝だとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }  断じてねえ
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの
                               片鱗を味わったぜ…


いやもう、ほんとにこのAAそのまんまで。
ほぼ30分ほど、記憶が一切無いんです。マジで。
くっそう、シンジのプレーちゃんと見たかった・・・。
#まぁ9時になった時点で「細かすぎて伝わらないモノマネ」にチャンネル変えてる時点でアレですがw


セレサポとしては、シンジの持っているポテンシャルの高さなんてもんはとっくに承知しているので、あちこちで「香川祭り」になっていても「あぁ、やっぱりな」という感じで、そこそこ嬉しくは思いますが意外というほどのこともない。
むしろ「あーこれでまたタンマチに目ぇつけられてしまったか・・・」という不安感の方が。

出場時間短かったけど、一応ちゃんとした公式戦でプレーしたわけだから、心身の疲労を考えると、さすがに土曜日にスタメン出場、というわけにはいかないか。ベンチでスタンバイぐらいならできるかな。

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by exbaum | 2008-03-28 02:59 |

有栖川有栖「モロッコ水晶の謎」読了。

私が本を読むのはたいてい電車内なので、本を買うのも基本的には文庫本で、たまにノベルスにも手を伸ばすって程度だったりします(「女王国の城」は例外中の例外。それほど待ち望んでいた)。

で、ついうっかり連続で有栖川を読んでしまったわけですが。
うーん、やはり「女王国」の後に読むべきではなかったな。同じ作家の手になるものであるがゆえに、はっきりと落差が見えてしまう。

もっとも、これが「スイス時計の謎」ぐらいの出来であればそこまで気にならなかったのかもしれませんが・・・なんで「モロッコ」が「ペルシャ」と並んで地雷扱いされていたのかがよくわかった・・・。

ただ、表題作「モロッコ水晶の謎」以外はそう悪くもないんだよね。「ABCキラー」の微妙に後味が悪いあたりなんか、さすがって思った。あとは掌編(小ネタ?w)の「推理合戦」。これはそもそもミステリですらないんだけど、最後の締めがいい。「ABC」とは真逆の意味で有栖川らしいw


以下「モロッコ」のネタバレ有り。ほぼ解答を書いてしまってるので要注意。

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by exbaum | 2008-03-27 02:17 |

まぁ想定の範囲内。

この時期で中東とアウェイで試合したら相当gdgdになるのは目に見えていたので、別に悲観も絶望もしませんがね。そもそも3次予選は上位2チームが勝ち抜けなので、さすがにそこを突破できないってことはなさそうだし。

それにしても・・・

「大一番でいままでやったことのない布陣・戦術を用いるとロクな結果にならない」

っていうのを、いったいいつになったら学習するんだろうねぇ、日本サッカー界は・・・。
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by exbaum | 2008-03-27 01:32 |

07/08シーズンのフィナーレ。

世界フィギュアのエキシビジョン、関西では今日(3/24)の午後に放送でしたので、予約録画しておいて先ほど見終わりました。


高橋大輔・・・すごく、エロいです・・・(注:褒め言葉)

いやぁ、なんていうか、ね。佐野稔の時代から、日本男子にも何人か「時代を代表するスケーター」がいたけど、こんなにエロいスケーティングのできる選手はいなかったなw 間違いなく、今回のEXに出場した5位以上の男子選手の中では一番エロかったですww
正直に言うと、男子選手のつなぎ衣装ってあんまり好きじゃないんだよね。大輔のもそうだし、ジョニー・ウィアーなんかもたいがいつなぎなんだけど、ボディラインを強調しすぎる感じがして苦手だったりする。でも今回の大輔のEXを見て、むしろこのエロさを強調するためにわざとつなぎの衣装にしてるんじゃないかと思った。
大輔は、エロさを最大のウリとして世界の強豪と戦っていくべきだと思う。


・・・この話ばっかりしてると人格疑われそうなんでw
男子では、大輔以外だとステファン・ランビエールのプログラムが素敵だった。「魅せる」ことを知り尽くしている。
#ランビエールって85年4月2日生まれってことはまだ22歳か!顔はベテランぽいのにw

女子は、今回放送された4人は4人ともそれぞれ独自の持ち味があっていいですね。欲を言えば5位のジョアニー・ロシェットも放送してほしかったぐらい。

実は浅田真央より安藤美姫より中野友加里より、キム・ヨナの方が好きだったりするのですがw 今回のEXを見ていて、ひょっとするとその理由は、上半身のちょっとした表現が村主章枝のそれと似ているからではないか、と思い至りました。えーと、ソルトレイク五輪あたりの。
そもそもフィギュアスケートの競技者自体が100人にも満たない国で生まれ育った彼女が、これほどの技術と表現力を手に入れるためには一体どれだけ努力を積み重ねてきたのだろう、と思うと、頭が下がる思い。
この2年間は慢性的な腰や股関節の痛みに苦しんでいるみたいだけど、来季こそはベストコンディションでのスケーティングを見たいよね。

真央の「SO DEEP IS THE NIGHT」、彼女を代表する名EXのひとつになったなぁ。競技会用のも含めて、彼女の持っているプログラムの中で一番好きかもしれない。「切なさ」を表現できるほどに成長したんだろうね、真央は。
#どうでもいいことだけど、フジテレビの「真央ちゃん」呼ばわりはもう勘弁してほしい・・・。

ペアの金メダリストであるドイツのサフチェンコ&ゾルコーヴィ組、アイスダンスの金コンビ、ドロベル&シェーンフェルダー組、4位のベルビン&アゴスト組もそれぞれに良かった。特にドロベル&シェーンフェルダー組、ものすごいベテランなんだよね・・・(30歳と29歳)。世界フィギュアで初の表彰台が金メダル。諦めずに努力し続けていれば必ず報われる、ということはないんだけど、でも諦めない人しか奇跡は訪れないという好例。

最後の最後まで、しびれるようなアツい戦いと、美しい夢の世界を同時に見せてくれたすべてのスケーターに最大限の感謝を。次シーズンも、ひとりでも多くの選手が良いコンディションで演技することができますように。

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by exbaum | 2008-03-25 01:08 |

15人vs11人。

3月23日 日 13:00 ベガルタ仙台 長居 ○2-1

ごくまれに、どうも審判団が敵寄りな判定ばかり繰り返してやがる・・・というときに「11人vs14人」(11人+主審+副審×2)という表現を用いることがありますが(念のために言っておきますが、そこまで露骨にひどい判定を繰り返す審判セットというのは滅多にありませんよ。3人のうちのひとりが特に、とかならたまにあるけど)。
今日の試合は完全に15人vs11人。うん、そう、ウチが15人。

・・・もちろんピッチ上の11人ハムリンズの4人

正式に「ハムリンズデー」と冠したサポーティングマッチが始まったのってたしか2005年からだったと記憶してるんだけど(違ったら指摘お願いします)唯一2006年の名古屋戦でドローに持ち込まれたのが1度あるだけで、あとは全部勝ってる。「ハムリンズ不敗神話」と呼ばれるゆえん。
何がすごいって、あの致命的に末期症状だった06年終盤ですら負けなかったというw 
#名古屋(の選手とサポ)は師匠一家のおかげで萌えキャラに免疫ができているのでハムリンズに篭絡されなかった説。


で、試合ですが。
うん、まぁ勝ったのは多分ハムリンズ様のおかげだと思うw ただ、不思議と負ける気はしなかったですね。いや、ハムリンズ様がご降臨あそばしていたからではなくてw なんかね、仙台の攻撃はあまり迫力を感じなかった。山形のがはるかに怖かった。そんな山形がまだウチにしか勝ってないのも不思議な話ではありますが。

ただねー・・・前半のうちにもう1点決めておけば、ずいぶん楽に後半をしのげたんじゃないかと、そこら辺は大きな課題ですね。山形戦のフルのゴールを除いて、FW登録の選手が点取ってないし(そもそもフルはチーム上の登録はFWではなくMFだし)。

それと、山形戦のときと違って、少なくとも前半はボールに対する寄せが早かった。ルーズボールに対して1対1で勝負したらほぼこっちが勝ってたような。
後半はかなり向こうに持ってかれたけど、それはこっちがどうこういうより向こうがかなり修正してきたから。それでも、ボールを持たれたときにサイドに追い込んで2対1で挟み込んでボールを奪おうという意識ははっきりと見て取れた(両SBがバテてきてたこともあって途中からうまく挟めなくなってたけど)。
山形戦との一番の違いは、まさにそこ。「局面局面で、どういうプレーを意識しているのか」が伝わらなかった試合と、伝わった試合。

こういう言い方したらサポとしては失格なのかもしれないけど・・・こういう「意図と気持ちが伝わる試合」をしてくれさえすれば、最終的に90分で勝てなくてもさほど不快にはならないですよ。悔しいとは思うけど。山形戦のときは、その悔しささえ感じなかった。セレッソの方が酷すぎて。

ただし、前述のとおり、明らかにゲームをコントロールしている時間に追加点を取れなかったことは大きな課題。それとセットプレーの攻守、特にCK時の守備ね。マークがずれてる、というよりそもそもつき方がおかしいような。


それにしても・・・今日の尾亦は攻守に渡ってめちゃくちゃ利いていて(攻撃に関しては、シンジがオマのフリーランを意識できていたらもっと良かったけど。こういうとこはシンジの課題だね)湘南に向かって心から感謝の意を捧げていたのだけど・・・ここで負傷とは・・・(;つД`)
後半途中から(軽く腿を傷めていたらしい)ヤナギに代わって入った丹羽が今日は出色の出来だっただけに、とりあえず当面はオマの穴を埋めてくれるかと期待している。が、逆にヤナギが山形戦からこっちずっとコンディション悪そうなので、万が一ヤナギも駄目、となったら誰が入るんだろう。個人的には昇に来てほしいんだけど。

同じく途中出場で入った曜一朗とデカシ。ふたりとももちろんパーフェクトな出来とはほど遠いんだけど(デカシは腰痛の影響もあってボディバランスがまだ整ってなさげ)それでもふたりなりの持ち味はそれなりに出していたし、気持ちも出ていたと思う。まぁデカシはもともと気持ち80%な選手だけどw 曜一朗が結構しつこく粘り強くなってるなぁという印象は受けた。
ただ、それでもあんまり守備には利いていなかったあたり、やっぱり曜一朗は4-4-2のサイドMFの選手ではないんだよなぁ、とも。前線でフル・シンジと入れ代わりながらやってるときが一番生きてた(PA寸前でフルが倒されてFKを得たときの、そのフルへのパスとかね)。
デカシがPA前で仙台DFと衝突して何故かデカシのファウルをとられたのは、きっと「デカシの身体がゴツすぎてそれ自体が凶器」と判断されたんだろうw
#試合後のふたりがあまり元気が無かったのは、曜一朗は自分のプレーに納得していなかったからで、デカシはMOMの副賞(ハム詰め合わせ1年分)を狙ってたのにとれなかったから、と理解。


それにしてもアレーのミドルシュートはめちゃくちゃ素晴らしかった。今節のJ2ベストゴール候補じゃないか?珍しく左で打ってるんやね。ジェル様のミドルも素晴らしかったんだけど、あれはDFの頭に当たってコースが変わってるのでまぁ保留で。
いずれにしろ、仙台DFのラインがかなり低かったのと、たしかGKの林(アテネ五輪最終予選のときのあのGKだよね?立派なアゴをお持ちの)って至近距離からのシュートにはめっぽう強かった記憶があるので、セレッソが積極的にミドルを打っていたことは多分正解。精度は高めて欲しいけど(特にシャケとかシャケとかシャケとかw)。


・・・と、これだけあれこれ書いてみても、でもやっぱり

今日の真のMVPはハムリンズ様。

これに異論のあるセレサポはいないと思う・・・w

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by exbaum | 2008-03-24 02:24 |

コンビネーションジャンプは計画的に。

「世界フィギュアには魔物が棲んでいる」

わかってはいたことだけど・・・なんということだ・・・


ステップアウトしてしまったコンビネーションジャンプの分を取り返そうとして最後にアドリブで3-2のコンビネーションを跳んだら、それが4つ目のコンビネーションとみなされて0点になってしまった(フリーで跳んでいいコンビネーションは3つまで)。
もしそれがコンビネーションでなくてシングルジャンプだったら。最後のトリプルルッツは、えーと基礎点が6.0で後半のジャンプは×1.1だから6.6点。多少形が崩れてGOE(演技点)でさっぴかれても、間違いなく4~5点は取れてただろう。そして3位のジョニー・ウィアーとの差はわずか1.63・・・。
むごいよね、本当にむごい。

ただ、FSが6位とふるわなかったことも事実なわけで。
もともとはFSよりもSPの方が得意なタイプだし、特に今年のSPは本当にトップを取れるだけのプログラムを練りこんできていただけに、せめてSPの時点では1位になっておくべきだった、というのはあるかもしれない。
それでも、去年の2位という順位が決してフロックでも地元開催ゆえのホームアドバンテージでもなく、それだけの力を持った選手なんだ、という事実は十分に見せ付けられたと思う。

高橋君、本当にお疲れ様。まずはゆっくり休んで、来季に備えよう。
#その前に、4位だとエキシビジョンも呼ばれるかな、ひょっとして。


それにしても、高橋の後のふたりの対決。すさまじくアツかった。
てっきりジュベール2連覇で決まったと思ったのに、バトルがさらにその上を行くとは。
個人的には、男子で世界フィギュアで金メダルを取るからには4回転ぐらい跳んでもらわないと、と思わないでもないんだけど、今回の場合、バトルが最終滑走で、それまでの他の選手がああいう状態だったから、跳ぶ予定だった4回転をあえて「跳ばない」という判断をしたことは決して責められるものではないし、何より他のジャンプを全て完璧に、しかも綺麗に跳んでいるのだから文句無し。
#プロトコル見ると、最後の3ルッツ以外は全エレメンツで加点されている。エッジ不正もついてないので、まさに「完璧なプログラム」。

ランビエールはなんであんなに点数低かったんだろう(高橋より下)。
小塚君は頑張った!大輔が4位で小塚が8位だから、合わせて12。出場枠3の条件である「上位2人の順位合計が13以内」をクリアしたので来年も3人出場が確定ですぜ。


ところで、世界フィギュアって毎年ひとりは「ダークホース」がいるもんですが、今回のダークホースはベルギーにいましたね。ケビン・ヴァン・デル・ペレン。
ダークホースつっても今年のスケートカナダで2位に入ってるぐらいだから、全くの大穴ってほどでもないんだろうけど、FSでは3位ですよ3位!最終滑走組のメンツを見れば、この順位がいかにすごいかってのがわかる。

この人、夏ぐらいに日本のフィギュアイベントで招待してみてもらえないかな。生で見てみたい。けっこう美男子だしw



女子の方を書くの忘れてましたが、まぁ順位だけ見ればほぼ妥当ですかな、と。真央ちゃんおめでとう。
ただ、SP2位、FS2位での金なんだよね。できればどちらかひとつはパーフェクトな演技で金を取ってほしかった、というのはあまりに贅沢な希望でしょうかw

ミキティは・・・実は先に結果知っちゃってたんだよね。知ってて見たんだけど、やっぱり泣いてしまった。出る前に棄権すべきだったのに、と思いながら見ていて、見終わった後もやっぱりその考えは変わらないんだけど、ただ、そうなってしまうかもしれないということがわかっていながら、それでもとにかく出たい、滑りたいというその気持ち、やっぱり滑れなくて自らジャッジに棄権を申し出なければならなかった悔しさ、それでもお客さんにきちんと挨拶をするプライド、画面越しでも全てが痛いほど伝わってきた。
痛めた肩もきちんと治して、来年はもう一度「完璧な安藤美姫」を見せてください。

キム・ヨナとカロリーナ・コストナーのふたりはどちらも素晴らしかった。特にヨナちゃん、韓国という「フィギュア不毛の地」の代表とは思えないほど美しいスケーティング。この競技において、欧米(特にヨーロッパ)とアジアの選手とでは、ジャンプやスピンといった技術ではなく芸術点、すなわち表現力においていかんともしがたい差を長年感じてきたもので、日本のフィギュア界もまさしくそれを身に着けるべくあれこれ模索してきたんだけど、ヨナみたいな環境で、あれだけの表現力を手に入れるためにはどれほどの努力を積み重ねてきたんだろう。

それとですね・・・今回は彼女に最大限の称賛を送らずにはいられない。中野友加里。
2つのジャンプで回転不足を取られたこともあって、残念ながら表彰台には届かなかったけど、「ミス祭り」の様相を呈していた女子のFS(男子もだったけど)にあって、最終滑走という難しい立場で、よくぞあれだけのスケーティングができたと思う。日本人よりもむしろヨーロッパの人が好みそうな演技をする人だよね。
#あとはジャンプのときの「巻き足」・・・あれさえ直ってくれたらもっと評価が上がると思うんだけど・・・。


2007-08シーズンのフィギュアスケート競技会はこれでおしまいですね。
各大会に出場された選手の皆さんも、さまざまなルートを駆使してそれらの大会を追いかけ続けたファンの皆さんもw 本当にお疲れ様でした。

世界フィギュアが終わると、いよいよ本格的に春到来・・・ですな。
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by exbaum | 2008-03-23 03:06 |

とっとっとに逢いたかったと。

こんにちうぃん!(ヤケw)

今日は大阪を離れられなかったので、鳥栖に行けなかったどころか試合映像をカケラほども見ちゃいないのだうぃん。
#ご先祖様は大切にだうぃん。なーむー。


春の鳥栖スタ(現ベアスタ)で、前半はゲームをほぼ支配しながら決定力に泣き、後半ちょっとしたミスから失点して逃げ切られて0-1って、これなんて都並さんの最終戦?とかちょっと思ったわけですがw あのときも、試合内容は決して悪くなかったんだけどな・・・(あの試合に限定して言えば、ですが)。

まぁ、東の赤いチームとは違って、万が一にでもクルピが辞任or解任なんてことになろうもんなら、それはそのままセレッソ終了のお知らせですから(今季の昇格がどうこうというそんな小さな問題ではなく、チームの根源的な部分においての話)そんなことはまずないだろうし、ちょっとうがった見方をすればそういうことにならないための今オフのフロント体制変更だったという側面もあると思うので、どっちにしろレヴィーを信頼するし、そうする以外に道は無いんですけどね。

そんなことよりですね、一番気になるのは。
山形戦の後に書いたエントリで、こんなこと書いてるんですよね私。

「シャケがスタメンのときはハマちゃんサブ」
「ハマちゃんがスタメンのときはシャケがサブ」

これ、いい加減やめた方がいいと昨日思った。どっちも好きな選手だけに難しいとこではあるんだけど。
ふたりとも90分プレーすると途中で著しく精度が下がるタイプなのはわかってる。けど、このふたりで交代してもとりあえず運動量が元に戻るだけで、基本的なプレーは良くも悪くも変わらない。そういうプレーが機能している相手にならそれでいいんだけど、機能していない相手に同じタイプをぶつけたところで意味ないでしょ。だったら、白谷なり曜一朗なり、違うタイプを入れて少しでも混乱させた方が活路が見出せるはず。


で、今日の公式記録(http://m.cerezo.co.jp/pc/detail.php?game_id=124)を見ると、

>酒本 憲幸 → 柿谷 曜一朗 (65分)
#ハマちゃんはベンチ外。

・・・誰よレヴィーにここのこと教えたのは(絶対あり得ないからw)
曜一朗どうだったんだろう、気になるなぁ。仙台戦でも見たいけど、チャンスあるかな。

オフィのデカシのコメントにちょっと驚いた。なんか悪いもん食ったんじゃないかと思うぐらいw オトナなコメントしとるな。もうちょっとくらいアホの子でいてくれてもいいんだけどね。どこぞのYAZAWAみたくなられちゃ、それはそれで困るがwww


ところで、ウチからレヴィーがいなくなったら即セレッソ終了のお知らせなのと同じくらい、セッキーがいなくなったら間違いなく蕪終了のお知らせだと思うわけだが・・・大丈夫かね。
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by exbaum | 2008-03-21 01:56 |

有栖川有栖「女王国の城」読了。

昨日は帰宅後、ゴンゴール見て爆笑(本来笑うべきところではないんだが、あのゴールを見たら笑わざるを得まいw)したところまでは記憶があるのですが、その後不貞寝して目が覚めたらスパサカ終わってました。
いや、スパサカ自体は別に見たくもなかったのですが(なんせ不貞寝だし)「ロスタイムライフ」・・・楽しみにしてたのに・・・orz

で、そんだけ寝てしまうとさすがにもう寝れねーよ、というわけで、半分ぐらい読みかけのまま止まってた本を一気読み。やっっっっっと!読み終わったよ!!長かった・・・w

実際には長さが問題ではなくて「リズム」の問題だったのですが。1ページ目から、ちょうど私が止まってたあたりまでは、ストーリーのリズムが良くなくて、つっかえつっかえ読んでる感じだったんだけど、そのもうちょい後からはラストまで本当に一気怒涛という感じで、いやー楽しかった。長かったがゆえに、最後のページを読み終えた瞬間の爽快感といったら!

ひそかに「女王国を読み終えるまでは、うかつに本を買わない!」と心に誓っていたので(と言いつつ既に文庫本を数冊買ってしまってますが)これで大手を振って次の本を読める!という喜びもあったりしますw

いわゆる「ふたりのアリス」のうち、作家アリスは短・中編向きですが、学生アリスは長編向きですね。事件が起きた際の様々な現象から「犯人たり得る条件」を列挙してそれに当てはまらない人間を消去していき、最後に残ったひとりが真犯人である、という実にシンプルかつ美しい解法。そのプロセスのために推理小説を読んでいる、という側面は確かにある。



本格ミステリとは<最善を尽くした探偵の記録>だ。
江神二郎の推理こそ、この物語を完結させる唯一の解答である。

ここを読んだ瞬間、何故だかぞくっときた。


以下、ネタバレも含む感想。

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by exbaum | 2008-03-17 02:11 |