やまかんさん風に今季の陣容を考える③

#このエントリの正式名は
#「やまかんさん風に今季の陣容を考える:MF編」
#です。

日程発表から随分経っているにも関わらず、左側のリーグ戦の欄を更新していないのは、今季のアウェイ参戦のスケジュールを立てれていないからです。とりあえず岐阜は確定w あと岡山と富山には是非とも行きたい。出来れば水戸ちゃんも・・・。

さて、今度はMF編。
チームの根幹に関わる変化があっただけに、かなり長くなりました。




○MF
・2008年
06:濱田武
07:アレー
08:森島寛晃
09:古橋達弥
10:ジェルマーノ
17:酒本憲幸
19:丹羽竜平(R)
25:黒木聖仁
26:香川真司
28:青山隼(R)
29:中山昇
31:乾貴士(R)
33:カイオ(R)

 ↓

・2009年
06:濱田武
07乾貴士(R→完全)
08:香川真司
<09:カイオ(R継続)→FW登録へ>
10:マルチネス(完全)
17:酒本憲幸
25:黒木聖仁
26:山口螢(新)
28:丸橋祐介(新)

今季のセレッソを象徴する変化がこのMFに集約されていると言ってもいい。
何を差し置いても、モリシの引退。セレッソにとって唯一無二の存在が、ついに選手名簿からその名前を消すことに。その事実がこのチームに与える影響の大きさは、計り知れない。それを少しでも和らげる効果を期待したと思われる人事がFWにあったのだけど、それはまた別項ということで。
しかし、いかなる手を打ったとしても、セレッソというチーム自体が変質していくことは避けられない。そのぐらい、モリシへの有形無形の依存は大きかった。

そのモリシの象徴でもあり、ひいてはセレッソそのものの象徴でもあった「No.8」を引き継ぐことになったのは香川真司。「真面目で謙虚な性格であり、ドリブルやシュート等の高い技術と豊富な運動量で攻撃を牽引し、若くしてチームの大黒柱に成長したMF」こう書くとまんまモリシの後継者のようにも思えるが、冷静にプレースタイルを見るとちょっと違うようにも思える。シンジはスピードに乗ったドリブルでDFを軽くかわしていく感じだけど、モリシはそもそもDFと対面で勝負するのではなく、もはや「天賦」としか言いようの無い裏へ抜ける技術でもって一瞬にして1対1で勝負できる局面に持っていくタイプ。
で、そういうシンジがチームの中心になれば、必然的にセレッソのサッカーが変化していくことになるだろう。

今オフ、フロントが最も注力したのも「香川真司が最もプレーしやすい布陣を整えること」であったはず(何名かの例外を除いて)。その象徴が乾の完全移籍。サカマガの記事によれば、乾本人も去年途中から既に完全移籍を望んでいたらしいので、いろんな意味で「相思相愛」の移籍だったと言えるけど、そこには「古橋より乾をとった」という意味も含まれているわけで。モリシが引退するにも関わらずフルをも手放す覚悟で、フロントはシンジの相方を押さえることを優先したというわけだ。
#乾の完全移籍+カイオのレンタル延長=去年の「カイオ乾シンジ」トリオの継続=フルのスタメン出場が難しくなる。この状況でJ1チームからのオファーがあれば、そりゃあそちらに傾くのが当然だろう。

フロントの決断が間違っているとは思わないし、同時に「この3人を最大限に生かせる選手」の獲得にも力を入れていることもチーム方針としてはものすごく正しい。言うまでもなくマルチネスのこと。エルゴラには「何故この男がJ2に?」と書かれ、倉敷さんに「セレッソ大阪サポーターには朗報」とまで言わしめた(←個人的にはこれが一番信頼できるw)ほどの助っ人ボランチの加入は、選手入れ替えによるリスクを考慮に入れてもなお大きな期待を抱かせるに足る。後は、いかに早くチームに(そしてJリーグに)フィットしてくれるか。
マルチネスの相方になるのは、濱ちゃんか、あるいは(DF登録の)康太かハネか。マルチネスが主に攻撃を組み立てていくタイプのボランチらしいので、相方としては相手の攻撃の芽をしっかりと摘み取ってくれるタイプが望ましいのでは、と思うけども。

ユース昇格組であり、今季は(アジア枠扱いのキムを除くと)このふたりだけの新卒加入である螢と丸橋には、とにかく多くの諸先輩方からいろんなものを吸収しまくって、さらにブラジルへの留学計画もあるようだからそこでもいっぱい勉強しまくって、1日も早く「戦力」になってもらいたい。昨年末のJユース杯での活躍を見ているので、例年の新人以上に期待は大きい。

モリシ以外の退団組を見ると、(既に上でも書いたけど)まずはフルの移籍。本当に痛手だけど、やはり乾を完全移籍で獲得した時点でこの結末は決まっていたのだろうな、と。彼の年齢で、怪我さえ無ければJ1でも十分に活躍できる能力があることはわかっていて、それでJ2でサブをやれというのはあまりに酷な話だし。
もうひとつ気になっていたのは、昨年11月の湘南戦の後のコメントで「監督からは前線に張っているように言われたけど、自分はそういうタイプじゃないので」という趣旨のことを言っていたので、「多分、レヴィーがやりたいサッカーと、フルのやりたいサッカーにはズレが生じているんだな」と。これはもう、どちらが正しいとかではなく、チームの中心がフルからシンジにシフトした時点でいずれこうなることは必然だったと思ってる。それでも昨年末にJ1に昇格できていれば・・・とも思うので、そこは残念で仕方無いけど。

レンタル返却の丹羽と青ちゃん。
丹羽は、しばしばあちらこちらでボロカスに言われるほどには、悪い選手では無かったと、個人的には思う。ただ、セレッソというチームの傾向として、複数のポジションを「それなりに」こなす選手よりは、言い方は悪いけど「一芸職人」みたいなタイプの方が機能するし、周囲からの評価も高い。それもまたチームのカラーと言ってしまえばそれまでだけど。
青ちゃんは、一昨年のU20W杯@カナダでのプレーを見ていたので、レンタルの話が決まったときはそれこそ飛び上がって喜んだものだ。ただ、その存在が「ハマった」試合もいくつかあったものの、残念ながらジェルマーノとの相性がどうしてもよくなかったのと、何よりレヴィーがこのポジションに求めるようなプレーをするタイプでは無かったようだ。
ただ、これは2人に共通していることなのだけど、ベンチ枠から漏れるようになってしばらくすると、ミナツモでの練習の際に存在感が薄れていってしまってた。ハネや康太が、ベンチに入れない期間が長く続いても練習ではしっかりとアピールし続けていた(のが、素人目にもはっきりと伝わった)だけに、そこはすごく残念。
丹羽は3シーズンぶりの神戸で、青ちゃんは徳島という新天地で09シーズンを迎えることになる。神戸は監督も変わったことだし、今度はしっかりとアピールしてレギュラーがつかめると良いね。

アレーも丹羽と同様、そこまでボロカスに言われるほどでは・・・とも思っていたけど、やはり「助っ人」であるからにはわかりやすい活躍を見せて欲しかった。何より、セレッソというよりJリーグ自体に合わないタイプのような気がする。まだ若いのだし、母国で是非活躍して「おー、あのアレーが!」と、いい意味で驚かせて欲しい。
ジェル様のことは・・・もうちょっとだけそっとしておいて・・・orz
#納得はしてるんだ、納得は。ただ淋しいだけなんだ・・・(ノД`)

最後になるけど、引退してしまった昇。噂も何もなく突然だっただけに本当にびっくりしたけど、彼自身が考えに考えて出した結論なのだろう。3年間お疲れ様。今年からセレッソのスクールコーチに就任とのことだけど、子供相手の指導者になるなら何よりもまずそのおっかない風貌を何とかしろよとw
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by exbaum | 2009-02-11 04:31 |