2010 JリーグDiv.1 第12節

5/15 土 17:05 ヴィッセル神戸 大阪長居スタジアム ○ 2-1

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今はMIZUNOじゃないんだけどね(´・ω・`)

1週間も経ってから書くなよ、という話ではありますがw
ついでに言うと今回は写真多めです。しかも、こんな見づらいもんをウェブ上にアップなんかするなや、というぐらい、いつも以上に酷い画質のものが多いです(安物のコンデジなので、特に日没後は厳しい)。すみません、アップしたいからアップします。

「晴れの舞台」とはよく言ったもので、この日は本当にいいお天気でした。試合開始が17時ということもあって、後半になると若干肌寒い感じはしたけども。

モリシのラストゲーム、アキの(ホーム)ラストゲームと同様、セレッソさんの悪い癖「記念すべき試合になるとガッチガチになってプレーがおかしくなる」「そして先制される」はこの日も健在。(・・・)まぁ失点に関しては不運もあるけど、それ以前にジンヒョンじゃなかったら最初の段階で決められてたかもしれないし。
(ただし、あれをきちんとラインの外に出さないと容赦なく詰めて来るのがJ1。そういう「ちょっとした甘さ」はまだあって、逆に言うとそこが改善されればもっとすごいGKになるよね、ジンヒョンは)

そして、そういう展開の後に素晴らしいゴールが生まれて逆転するのも毎度のパターン。

・・・えー、実は前半途中からお手洗いに行きたくてですね、でも前半終了してから席を立ったらトイレに着く頃には混んでそうだなぁと思ったもので、前半ロスタイムに突入したぐらいに席を立って、で、長居スタジアムのスタンドは結構階段が急なので、ピッチと足元を交互に見ながらゆっくり降りてったわけです。

ようやく最後の1段を降り、視線をピッチに戻したのと、バンちゃんがヘディングで突っ込んだのがほぼ同時でしたw ちょ、一体何が起きたのwww
(帰宅後にようやくゴールシーンを確認。高橋の低くて速いクロスが絶妙。それに合わせるポジショニング、というかそこへ至るまでのDFとの駆け引きも良い。要するに、ああいうボールが欲しいんだなバンちゃんは)

でもって、一応通路での立ち見は禁止なので、コンコースに出る階段のところで前半終了を待とうと思ったわけですよ。そしたら・・・あのFK。
ゴールが決まった瞬間、シンジは真っ直ぐにバックスタンドに向かって駆けて来た。私がたまたま通路まで降りているときに、その私の真正面まで。

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もう少し早くシャッターを押せていたら最高の表情が撮れたんだけど(´・ω・`)

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家長との抱擁。ほんの数ヶ月でも彼らが一緒にプレー出来たことは、お互いにとって僥倖だったと思う。

都倉のファウルがあって、さぁFKだ、というとき、FM NAGAIでも、周囲のサポもみんな「シンジか?シンジが蹴るのか?」って言ってた。でも私は「いやいやいや、さすがにそれは無いってw」って思ってた。それは前日のツモを見ていたから。全体練習終了後もシンジがずっと残っていて、「FK練習組を除けば一番最後までピッチにいた」と書いた。逆に言えば、シンジはFK練習には一切参加してなかった。(PK練習はしていた)

だから、あのFKをシンジが蹴ったこと自体驚きだったし、それがゴールマウスに吸い込まれた瞬間、爆発的な歓喜とともに「なんて星の元に生まれたんだろうか、こいつは!!」という衝撃を受けた。もちろん、持っている才能とか、積み重ねた努力とかの土台があってこそなんだけど、それでもこういう状況の試合で、こういう場面で、こんな結果を残すなんて、よほどの運を持ち合わせている人間にしか出来ない。というか、そもそもこういう巡り合わせ自体回ってこない。

後から映像を見ると、本当に酷いFKだw なんであんなヘンな蹴り方で(そりゃあ、ロクに練習もしてないんだから、あんなフォームになるわw)あんな綺麗な弾道が描けるのか。でもって、あの程度のスピードだったら世界レベルでは通用しないとも思う。
誰も見たことないような(概ね悪い意味でw)あんなFKで、これほど見事に自分の花道をつくってしまう、それが香川真司。

さらに言うとあのFK、セレッソの選手はみんな「お前が蹴れ」ってシンジに言ってたんだそうな。ロクに練習もしてなかったはずなのに、なんで「ここは間違いなくシンジだ」ってみんな思えたんだろう。私みたいな素人と違って、同じくピッチに立って戦っている人たちだからこそ、何か、感じるものがあるのかな。
(そういえば2004年最終節の新潟戦での最後のPKも、ヨシトがビビって蹴りたがらなかったのをみんな「お前が蹴れ」って言ったんだったね)

かくて、あまりにも美しすぎる展開で前半終了。この美しさを壊すことまかりならぬ、とサッカーの神様が叫んだのかどうかはともかく、45分+5分の後半はまるごとロスタイムだったようにさえ思えた。本来なら、シンジでも、他の誰でもいいから、3点目をきちんと奪って、もっと楽にゲームをクローズするべきだったと思うけど、それすらも神の意志、もしくはワガママだったのかもしれない(おかげで最後の鬼キープが面白かったけどw)。
いや、そんな神の意志にひとりだけ反抗し続けたやつがいた。さすがに神の采配をひっくり返すまでには至らなかったけど、あいつが最後まで抗ったおかげで、あいつと何度もマッチアップして疲弊しすぎたシンジが最後までプレー出来なかったんだw
もしあの交代が無かったら、ハネは自分が交代するタイミングでキャプテンマークをシンジに渡してたような気がする。最後の最後でキャプテンマークを巻くシンジ、そんな姿も見てみたかったけど。

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「最後まで出たかった」と誰よりシンジ自身が思ってただろうね。けど、満場のスタンディングオベーションの中で仕事を終えるのもなかなか感動的だったよ。

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試合終了時のベンチ。今のセレッソは本当にいいチームだと思う。

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壮行セレモニーはこれからなのに既に花束を受け取っているシンジ。

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だから「セレモニーはこれから」と言うてるのに!w

そのセレモニーの模様。
いつもながら動画お借りします。



このときは多少言葉に詰まりながらも終始笑顔で挨拶したシンジだけど、これの前、スカパーでのヒーローインタビューでは最後の方、明らかに涙ぐんでたね。
・・・何故だろう、シンジが「泣く」というイメージはあまりなくて、もちろん心に秘めてるものは常に熱いんだけど、そういうのをあまり表に出さないというか、表への出し方を(この年齢にして既に)心得てるというか、そういうところがセレッソというチームの歴史の中ではむしろ異色だった。

試合後のインタビューでは「もっともっとこのチームでプレーしたいのが本音」と言っていたというシンジ。
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00101453.html
思えば10ヶ月前、湘南に3-4で負けたときは「3点取って負けるなんてあり得ない」と激怒していたシンジが、そういうことを言ってくれるようになった。そのことがまず嬉しいし、シンジにそう思ってもらえるようなチームをなんとかつくってくれたフロントの人たちにも感謝したい。

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拍手とコールであたたかく見送ってくれた神戸サポの皆さん、本当にありがとう。

もちろんこれがハッピーエンドではなくて、香川真司にとってもセレッソ大阪にとっても「これから」が本当に大切になる。
シンジは、快く移籍させてくれたフロント、シンジのラストを勝利で飾ろうと一致団結して頑張ってくれたチームメイト、笑顔で見送ってくれたサポーターの期待に応えるためにも、これからも輝き続けてほしい。「我々が育て、旅立たせた香川真司はあんなにすごい選手なんだよ」と、そう自慢させてほしい。
セレッソは、「香川がいなくなったとたん箸にも棒にも引っ掛からない駄目チームになっちゃったw」と嘲笑されないように、これからも前進し続けていこう。もちろん「強いチーム」になることは大切だけど、それ以上に「良いチーム」をつくっていこう。
そしていつか・・・これは遠い未来になると思うけど、シンジが「終わらない旅」を終えるとき、その終着地はやっぱりセレッソ大阪であってほしい。

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「頑張れシンジ!セレッソをしている限り、どこに行っても応援し続ける!!大きくなってまたセレッソで・・・」

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本当にありがとうシンジ!




で、そんなシンジのセレモニーの後、もうひとつ突発的セレモニーが起きた件。

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「おかえり嘉人」「嘉人、セレッソサポーターはW杯で応援します」「2012 大久保嘉人を大阪へ4410」(←これはさすがにどうかと思ったw)

またまた借ります>動画



シンジのセレモニーが全部終わるまでスタンド下でじーっと待ってたんかなーとか考えると、おかしくもあるし可愛くも感じるw

実を言うとね、シンジのラストゲームが神戸戦になるとわかったとき、ほんのちょっとだけ残念だなって気持ちもあって。
何せこの3年間、「J1に上がって神戸と対戦して、選手紹介でヨシトが紹介されたらにっこり笑いながら力一杯ブーイングしてやる」というのを心の支えにしてきたのですよねwww
(正確には「対神戸編」「対清水編」があったのだけど、ご存知の通り清水の人はまさかの復帰という結末にw)

基本的には私、ブーイングとかはあんまり好きではないので、例えば相手がものすごい危険なプレーでウチの選手を怪我させ(そうになっ)たり、もしくは非紳士的な振る舞いをしたり(例えば相手の選手が痛んでるようなのでウチの選手がボールを外に出したのに、そのスローインでボールを返さずまともに攻めてきたり←10年ほど前ですが実例あり)そういうのに対しては抗議の意味を込めてブーイングしますけど、ただ単に気に食わない選手、嫌いな相手だからとかって理由ではブーイングはしないのですね。
でも今回の大久保嘉人に関してだけは話は別。「お前抜きでJ1に帰ってきたぞコンニャロ」とか「在籍中の思い出は絶対忘れないけど、敵として対峙するのであれば話は別だぞ」とか、そういうありとあらゆる思いを込めてブーイングしてやろうと、ずーっとwktkしていたのですよ。

だけどシンジがセレッソから旅立つというのであれば当然そちらがメインになるので、正直ヨシトにはあんまり構ってらんな・・・いやもちろんブーイングしましたけどね思いっきり(・∀・)

ヨシトもこっちのそういう思いはちゃんとわかってたろうし、「でもそれはそれで今でもお前のことは好きやぞ」という思いもわかってくれてた。だからこうして挨拶に来てくれた。ありがとな、ヨシト。

私達は、縁あってセレッソに在籍してくれた2人の選手が、それぞれ違う形で世界と戦おうとするときに心からのエールを送ることができた。今となっては、日程君に感謝したい気持ちでいっぱい。神戸サポの皆様も、こんなに素晴らしい空間を一緒につくってくれて本当にありがとう。

短評:
香川真司:10.0
いわゆる「ご祝儀点」。こういう試合でこういう結果を残した選手には最大級の評価を。
大久保嘉人:6.5
最後までサッカーの神の意志に抵抗するその姿勢こそがヨシト。
そして最後の最後に無駄なイエローをもらってこそヨシトw
岡田正義:3.5
はっきり言うが、もはやトップレベルの試合を裁けるレベルでは無い。
セレッソの選手一同:6.0
シンジを胴上げ、と思わせていきなりモリシを胴上げするアイデアは秀逸。それでこそセレッソw
森島寛晃:6.0
胴上げされているときの表情が最高w
http://www.jsgoal.jp/photo/00061900/00061949.html

#下のタグ、3つしかつけれないのが惜しい・・・でもこの試合で「香川真司」のタグは絶対外せん。
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by exbaum | 2010-05-22 05:05 |